村上春樹の作品との出会い

シェフは手づくりの生パスタを作って32年。

南信州、飯田の手づくり生パスタ専門店sale e pepe(サレエペペ)の坂巻です。

 

サレエペペ 飯田 パスタ 村上春樹

村上春樹の新刊が発売されたということで、さっそく購入しました。

これから時間のある時に読んでいきますので、感想などは専門家におまかせするとして、村上春樹の作品との出会いなどについて少し・・・


村上春樹の作品との最初の出会いは、東京のレストランに勤め始めた年、お客様が『風の歌を聴け』の文庫本をお店に忘れていかれました。パラパラと中を見て見るとなんだか面白そう、でさっそく買いましたね。

その内容に共感できるというか、惹き付けられるものを感じました。


初期の三部作(四部作)ですっかり村上春樹にはまりました。それからは長編、短編、エッセイなど発売されるとすぐに購入して読んでいました。中には余りにも難解過ぎて途中で挫折して本棚の中で眠っている本もあります。


で、ある時勤め先の青山のレストランに本人がご来店になったんです。直接お会いして身体が震えるほどに感激した有名人は何人かいますが、ハルキさんもその一人です。


その後『ノルウェイの森』がミリオンセラーになったり(作品中、主人公が食事をするイタリアンレストランはボクの勤めていたあのレストランがモデルになっていると勝手に思っています)、毎年ノーベル賞の候補になったり、日本を代表する作家になってしまいましたが、ボクにとっては今でも初期の三部作が最も印象に残っているし好きな作品ですね。