ある車雑誌の記事から感じたこと

車好きなんです。いわゆるスーパーカーブームの世代なものですから、東京のお店に勤めていた時、ブームの火付け役でもある『サーキットの狼』の作者である池沢さとし先生がご来店になった時には、本当に感激したことを覚えています。


で、最近発売になったある車雑誌で、日本の中堅自動車メーカー2社を特集していました。


その2社の社長の対談記事も掲載されていたんですが、この雑誌の編集長はその話の中で、とても感銘を受け、そして共感させられた言葉があったと書いています。

それは、A社の社長は「A社の使命は、”一隅を照らすこと”」一方のB社の社長は「B社は需要を満たすのではなく、”欲求を満たす”メーカーになる」とおっしゃったと。


これを読んで「あれっ!これってもしかしてサレエペペにも通じる事では?」と感じたんです。


サレエペペはイタリア料理の中でもパスタを専門に取り扱っています。そしてパスタの中でも、特に手づくりの生パスタに特化したメニューづくりをしています。


一口にイタリア料理といってもメニューは多種に及びます。その中で多くの他のお店があまり取り組まない、手づくりの生パスタという”一隅を照らし”それを多くのお客様に知っていただくような取り組みをしています。


一品一品キチンと手づくりをして、「化学調味料や食品添加物に頼らない、丁寧に作られた安心して食べられる美味しい料理を食べたい」というお客様の”欲求を満たす”お店を目指しています。


半製品を仕入れて、少し手を加えてお店のオリジナルとすれば簡単です。そうすれば手間とコストを抑えられて料金ももう少し安く提供できるかもしれません。

でもそれではサレエペペの良さが無くなってしまいます。


煌びやかで芸術的な盛り付けはありませんが、サレエペペの料理はその中身でお客様の”欲求を満たし”、イタリア料理の”一隅を照らす”、そんなお店です。




スーパーカーブーム世代で車大好きな私が、ある車雑誌を読んでいて感じたこと。そんなブログです。http://www.sale-e-pepe2006.com/2015/04/15/tsubuyaki/

Posted by 南信州、手づくりのパスタ・ピッツァ sale e pepe(サレエペペ) on 2015年4月16日